本書の内容紹介

  • 41番龍光寺 本堂
  • 狐の石像
  • 42番仏木寺 本堂
  • 楼門造りの仁王門
  • 歯長峠
  • 43番明石寺 本堂

上記は本書の体裁を見て頂くためにそのまま画像として掲載しており、
読み辛い箇所がありますので、以下にテキストでも記載します。

お遍路
コースガイド
(書籍内)

●30日目は、宇和島市三間町から西予市宇和町まで歩きます。
●42番仏木寺まではほぼ平坦な道ですが、その1.5km先の歯長峠遍路道から上りが始まります。
特に前半の休憩所からの上りは鎖場があるほどの傾斜です。標高480mの歯長峠を下って県道29号に出ると、43番明石寺までほぼ平坦な道が続きます。

【ワンポイントアドバイス】
※歯長峠の前半の休憩所の上り口に「立入禁止」の看板があります。台風で路肩が崩落し、危険な場所がある為です。
私は、どうしても無理なら途中で引き返せばいいと、その看板を乗り越えて行ったのですが、道中、確かに危ない箇所がありました。
今も「立入禁止」が続いているかどうかは知りませんが、もし、そのままでしたら、ここは自重して歯長トンネルを歩いてください。
安全第一です。トンネルを抜けると左に下りて行く遍路道があります。

※43番明石寺から約1km先の松屋旅館さんは、日本一漬物が美味しい旅館として有名で、よくテレビでも紹介されます。
私がお遍路をしたときはあいにく満室で、泊まることができませんでした。

以下は書籍周りの説明文

◎区間紹介

その日の遍路区間を表示しています。

◎お遍路指数

行程の難易度を表示しています。

◎標高グラフ

工程表

行程の予定時間(モデルプラン)を表示するとともに標高を表示しています。
標高差が300メートル以上ある場合、また、標高差はそれほどなくても坂の勾配(傾斜)が急な場合はきつい行程になります。この2つで、その日の行程のおよその難易度が判断できます。
歩行速度は概ね平坦な道で時速4キロメートルにしています。坂道(上り下り)では勾配によって時速を加減しています。寺での滞在時間は20分(石段が多い寺は30分)。昼食や所々での休憩を考慮した余裕時間として計60分みています。札所間の距離も確認できます。札所だけでなく、途中のポイントとなる地名も表示してあります。
※折れ線グラフの頂点は札所の標高、ポイントの標高ですので、山の頂上とは一致していません。

◎お遍路コースガイド

コースの難所、休憩所、歩き方のポイントなどを解説しています。
実際に歩いた経験をもとにしていますので、ぜひ、参考にしてください。

◎ワンポイントアドバイス

ただ歩くだけのお遍路ではなく、遍路途上にあるさまざまな観光スポット、見所、あるいは実地に踏破した際の感想などを記述しています。
翌日、どんな点に注意が必要なのか、どこで休憩すればいいのか、といった計画を考える際の参考にしてください。

◎お遍路画像集

筆者自らが撮影してきた写真を掲載しています。札所の外観だけではなく、ちょっとした気づきを掲載しています。同じ風景、同じ場所を探してみてください。

◎お遍路位置
情報

四国全土の中で、本日の遍路コースはどこなのかを表示しています。徳島を出発して、四国を時計回りに回っていきます。

◎お遍路マップ

地図にはその日に歩く経路が示してあります。これを見て、「大体、どの方角に向かって、どこまで歩くか」をチェックしてください。実際に歩き始めますと、道中には丁寧な道標(方向と距離)が数キロおきに設置されています。途中で地図を見なくても、ちゃんと目的地に着くことができます。

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